すみれを迎え入れた直後は、すみれは緊張して細い顔をしていました。でも試しにキュウリを刻んで与えてみたところ、すぐに気に入ったらしく、キュウリにピヨピヨと話し掛けていました。初めて見たのでしょう。友だちだと思っているようです。それがきっかけで緊張もほぐれて、ふくふくした顔になりました。
それから毎日刻んだキュウリを与えているのですが、初めのうちはキュウリを舐めることはあっても、かじりつきはしませんでした。やはり友だちだったのでしょう。夜はキュウリに寄り添って眠っていました。3週間ほどになって、ようやくキュウリにかじりつくようになりました。全部飲み込んでいるとは思いませんが、最後は皮を残すだけになります。
そして今朝、すみれが昨晩寄り添ったキュウリにかじりついていたら、キュウリの本体が外れてカゴの底に落ちてしまいました。そこで僕は新しいキュウリを付けてあげました。ところが、すみれはまだ底に落ちた古いキュウリが気になるらしく、網を伝ってカゴの底に降りて行きました。愛着があったようです。
すみれは古いキュウリをつついていましたが、目を離した隙に、いつの間にかカゴの底に置いてある水入れの中にキュウリを運んで沈めていました。不可解な行動です! ひょっとしてキュウリは友だちだから、水葬してあげたのでしょうか。それで古いキュウリへの未練は消えたのか、網をよじ登り、新しいキュウリをつつき始めました。
すみれにとってキュウリは特別なものになったので、これからも注意して見守ろうと思います。
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