さかさを呼ぶときに、実際に「さかさ」と呼ぶことは、あまりありませんでした。さかさの愛称は「ピコ」になっていて、普段はピコと呼んでいました。
さかさがお亡くなりになって、その後1年以上経ってからすみれを迎え入れたわけですが、初めのころ、母者がすみれを、さかさの愛称であるピコと呼んでしまうことが多々ありました。これはよろしくないと思い、母者がすみれをピコと呼ぶたびに、僕は「ピコじゃないでしょっ!」と注意していました。すみれがさかさの単なる代わりになってしまっては悲しいからです。
でもやはり「すみれ」というのは呼びにくいようで、愛称もほしいと色々考えた結果、「ピロピ」に定着しました。これはすみれがさえずるときの「ピロピッ」という特徴的な声にちなんだものです。
最近ではすみれに話しかけるとき、僕も母者も「すみれ」と「ピロピ」を同じくらいの頻度で使っています。話しかけたときに明らかに返事をしたと思われるときも増えてきています。外のスズメも居ないし、歌っているのではないときだから、きっと返事のはずです。うれしいな。
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